即効テクニック |
大切なファイルを編集中に、こまめに上書き保存することは大変重要な作業ですが、上書き保存する前の状態に戻せたらいいのに…!と思うような経験が、Excelを使ってファイルを作成したことがある人なら1度はあるのではないでしょうか。 今回は上書き保存するたびに、上書きされるファイルをバックアップファイルとして自動的に保存する方法を紹介します。 ●詳細● <Excel 2003以前のバージョン><Excel 2007>
- [ファイル]メニューの[名前を付けて保存]をクリック
<Excel 2010>
- [Officeボタン]をクリックし、[名前を付けて保存]を選択
<全バージョン共通>
- [ファイル]タブから[名前を付けて保存]を選択
●補足●
- [名前を付けて保存]ダイアログボックスの[ツール]から[全般オプション]をクリック
- [保存オプション]ダイアログボックスの[バックアップファイルを作成する]チェックボックスをオンにする
- [OK]ボタンをクリック
・この設定を行った直後は、通常のExcelファイルとして保存されます。さらにファイルを編集して[上書き保存]を実行すると、保存したファイルと同じ場所に「.xlk」という拡張子の付いたバックアップファイルが作成されます。
・上書き保存を複数回実行した場合、バックアップファイルがその都度増えるわけではなく、前回保存したときの状態が更新されます。